我が家のロッキーは、3ヶ月の預託トレーニングをお願いしました。結果から言えば、トレーニング前と後では、別人（別犬？）です！もちろんいい意味で。

コロナ自粛期間中の3月、4ヶ月のケリーブルーテリアのロッキーを迎えましたが、これがなかなか。気は強い、呼んでも都合のいい時しか来ない、他の犬を見ると興奮して飛びかかる、散歩は常に全力でリードを引っ張る...唯一の救いは人懐こいこと。近所のデイケアでは人には懐きましたが、他の犬に興奮してゲートを壊したりして、トレーニングに出すことを決心しました。インターネットなどで色々スクールを調べ、各所問い合わせもしましたが、なぜか自宅からすごく遠いユナイテッドドッグスクールがとっても気になる...メールの後カウンセリングにうかがうと、しのぶ先生はロッキーの様子を見ながら、冷静にカウンセリングをしてくださり、テリアという犬種の性質からも容易ではないことを踏まえつつ、最低2ヶ月、場合によってはそれ以上ということで預託トレーニングをお願いすることになりました。2ヶ月終了の時点で、かなりの成果が出ていましたが、それをきちんと定着させるという意味で、もう1ヶ月の延長をお願いしました。

ロッキーのトレーニング前と後で、劇的に変わったことは、もちろん命令に従うこと、他の犬と仲良く遊べるようになったこと、人間を頼るようなかわいい態度になったこと、名前を呼ぶといつでもそばに来て尻尾をふること、ケージの中に大人しくいられること、家の人が出かける時吠えたり騒いだりしなくなったこと、など、他にも小さなことも合わせて、数えきれません！まるで中身が入れ替わったように扱いやすくなり、どれだけの時間をロッキーのトレーニングにさいていただいたかを思うと、感謝してもしきれません。また、ユナイテッドで飼われているワンちゃんや他のワンちゃんたちもたくましい存在で、ロッキーにとって犬社会のきまりを楽しく、きちんと教えてくれる先輩でした。

また、トレーニングで変わったのはロッキーだけでなく飼い主も変わったと実感します。しのぶ先生は合同練習で飼い主の気持ちの持ち方や身の振り方に関してもとてもわかりやすく説明してくださるので、犬も飼い主の言うことを聞きやすくなると思いますし、飼い主としても「これでいいんだ」という自信を持って行動できます。これが本やインターネットで犬のしつけの情報を色々迷って仕入れ試していた時との一番の違いだと思います。

3ヶ月のトレーニング中、自宅でもトレーニング指導してくださいましたし、何度かの一時帰宅もあるので、飼い主も犬もスムーズにもとの生活に戻ることができました。ロッキーは一時帰宅の後、スクールに戻る時は飼い主を振り返ることなく一目散にグラウンドに戻っていき、先週トレーニングを終えた今もスクールに戻りたいらしく、お散歩に行く時に車に乗せて欲しいそぶりをします(笑) トレーニングと聞くと、犬がかわいそうというイメージがあるかもしれませんが（私たちも最初はそうでした）、ロッキーは本当に楽しかったようで、犬も私たちも、またお泊まりなどでロッキーの第二の故郷、ユナイテッドに戻れるのを楽しみにしています！